子供が自分で寝られるようになるねんねトレーニング、略して「ねんトレ」。
「寝かしつけなしで寝られるようになるなんて、夢のよう」との思いから長女が生後3ヶ月頃から実践。
結果、長女も次女も一人で寝られる赤ちゃんになりました!
……が、しかし、1歳頃から寝かしつけの習慣を変えてしまったことで、再び一人では寝られない子に(汗)
成功と失敗を体験した私の経験をもとに、今回は私のねんトレ経験談についてレポート。
- ねんトレの方法
- ねんトレ成功するためのポイント
- 失敗談から考える気を付けるべきポイント
を中心にご紹介します。
目次
ねんトレとは
「ねんトレ=ねんねトレーニング」とは、子供が自分の力で寝られるようになるためのトレーニングのこと。
抱っこや添い寝はなし!
一人で寝られるように睡眠の習慣を身につけていくものです。

ねんトレを行うメリット
子供が寝たらアレをしよう、コレをしようなんて考えて寝かしつけていても、子供はなかなか寝てくれないもの。
ねんトレを行うメリットは、子供が一人で寝られるようになることでママに余裕が生まれること!
子供が寝ないからとイライラすることもなく、自分の自由な時間も増える。

気持ちにも時間にも余裕が生まれます!
ねんトレ実践のポイント
私は娘たちが0歳の頃からねんトレを実践。
私が実践したねんトレの方法や、これが大事だったのではないかなと思う成功ポイントについてご紹介します!
私が実践したねんトレの方法
長女が生後3ヶ月の頃からねんトレを実践!
その方法は……
②ベッドに寝かせ「おやすみ」を伝え、親は寝室から出る。
③子供が泣いてもすぐに駆け付けず、5分程経っても泣いていたら様子を見に行く。
※このとき、抱き上げはしません。「大丈夫だよ~」と声をかける位。
④再び寝室を出る。
⑤徐々に間隔を空けながら③と④を繰り返す。
ねんトレの成果は?

この方法を実践したはじめの日はもちろんギャン泣き。
出ていった瞬間から泣き始め、30分位ずっと泣いていました。
しかし、3、4日経つ内に泣く→寝るまでの時間が徐々に短くなり、寝室から出て行っても泣き声は聞こえず、一人でスーッと寝られる日も!
日中のお昼寝さえも、ベッドに連れて行けば一人で寝られるようになってきました。

0歳なので朝まで寝ることはなく、もちろん夜中に何度か起きていましたが、初めの寝かしつけがいらなくなるだけでかなり楽になったことを覚えています。
ねんトレ成功のポイントは?
私が思うねんトレ成功のポイントは以下の四点です。
- 0歳の内からスタート
- 寝るまでの流れを習慣化する
- ねんトレ中は、子供が泣いても絶対に抱き上げない
- 夫婦でねんトレについて話し合っておく

私の経験談を友人に話したところ、「じゃあ、やってみる!」と実践してくれたのですが……

既につかまり立ちができる子だったため、ベッドの柵に手を掛けて立ち上がって泣くので危ないということで断念したそう(汗)
立ち上がったり歩き回ったりできる子だと、一人きりにさせる場合ケガの心配も出てくるもの。
個人的には、ねんトレは0歳児でまだ立ち上がれない内からスタートした方がいいと思います。
私は毎日夜7時から8時の間に寝かせるようにしていました。
生後3~5ヶ月はお風呂に入って授乳をしたら寝るという流れ、6ヶ月位からはそれに絵本の時間をプラスしたりしましたが、寝るまでの流れを統一することで、赤ちゃんにももうすぐ寝る時間ということを意識させられるように感じました。

赤ちゃんが泣いているとかわいそうな気がして抱き上げたくなってしまいますが、ここはグッと我慢。

抱き上げたら赤ちゃんは泣き止むかもしれませんが、赤ちゃんが泣く度に泣く我が子を放っておけなくなってしまう流れに。
親子共々ねんトレの継続は難しくなってしまいます。
ママがねんトレをやる気でも、パパが「そんなに泣かせるのはかわいそう」「近所迷惑でないか」など、ねんトレに否定的だと、相手の意見に流されてねんトレ継続が難しくなったり、夫婦仲がギクシャクしたり。

実際に、夫婦の意見が合わずねんトレを断念した友人もいます。
ねんトレを実践することについてお互い同意の上で始めることも重要なポイントです。
ねんトレ実践の注意点
一人で寝られるようにするためのトレーニングなので、赤ちゃんが寝室で一人きりになることは避けられません。
ねんトレ成功後も再び寝られない子供に……
寝かしつけの失敗ポイント
寝かしつけの失敗ポイント
0歳で成功した子供のねんトレ。
これで自分で寝られる子供に……と安心していましたが、実は子供の成長と共に問題が発生し、再び一人では寝られない時期に突入(汗)
一人で寝る習慣に終わりを告げてしまいました。
0歳でねんトレに成功した方に向け、今後気を付けてほしいポイントを私の実体験からご紹介します。
ベビーベッドを卒業するとき
0歳から1歳になるまで、娘をベビーベッドに寝かせていました。
ベビーベッドに寝かせれば、ここが私の寝る場所と理解しているらしく、スッと寝てくれるように。
しかし、体が成長するにつれ寝返りの度に頭をぶつけるようになり、だんだんとベビーベッドでは収まらないように。
そこで、ベビーベッドから私と一緒の布団に寝床を変えたのですが……

場所が変わったことでスムーズに寝られない上、ハイハイで移動してきてドアを叩いたり、ドアの前で座って泣いていたり。
ここからの修正はうまくできず、背中トントンの添い寝スタイルにシフトしていくことに。
兄弟姉妹がいる場合

子供が二人以上いる場合、同じタイミングで寝かしつけようと思っても結構難しいもの。
静かな空間で寝るのに慣れている子は、弟や妹の泣き声が聞こえると寝られなかったり。
下の子に構うことが多いので、上の子がヤキモチを妬いて一人では寝られなくなったり。
1歳からのねんトレで失敗しているのもあり、長女は背中トントンでなければ寝てくれない状況だったのですが、次女が生まれたことで一層「私はママと寝る」という気持ちが強くなってしまいました。
その分、次女は生後1ヶ月から強制的にねんトレ開始!
何もせずとも寝る子になってくれましたが(笑)
ねんトレに失敗後は…?我が家の娘たちの睡眠状況
次女も1歳でベビーベッドを卒業してからは、長女・私・次女の並びで一緒に寝ています。
二人が寝るまでにかなり時間がかかり、寝かしつけを大変に思う時期もありましたが、長女が幼稚園に入園してからは背中をトントンすれば5分程度で寝るように。
お昼寝なし、体をよく動かすためか、布団に入ればすぐに寝るようになりました。
長女の 年齢 |
お昼寝 | 寝かしつけ 方法 |
睡眠までの状況 |
0~1歳 | あり | ねんトレ→なし | 一人でもすぐ寝る |
1~3歳 | あり | 背中トントン | なかなか寝ない 寝かしつけから1時間位かかることも |
4歳~ | なし | 背中トントン | すぐ寝る |
続いて入園した次女に関してもほとんど同様。
添い寝で寝かしつけて大変……という方もいると思いますが、成長と共に体を動かすことが増えれば、夜はよく寝るようになるはずです!
まとめ
我が家のねんトレ経験談を中心にご紹介させて頂きました。
ねんトレをやる気ならなるべく早いスタートがポイントだと思います。
しかし、いざやってみたら、ずっと泣いているのがかわいそうで無理だったという友人も何人かいます。
そこをグッと乗り越えられるかも重要なポイント。
赤ちゃんが寝ない、寝かしつけに時間がかかることにお悩みなら、ねんトレ実践してみるのがおすすめです。