「サイトを運営していれば、検索順位の入れ替わりは誰もが経験するもの」
というのはよく聞く話です。
私自身、多少の順位の入れ替わりは実感していましたが、ある日大幅な順位の入れ替わりを体験。
順調に順位を上げていた記事が突然圏外に飛ばされるという悲劇が起こったのです。
しかし試行錯誤の末、なんと復活!
今回は、記事の検索順位が圏外に飛ばされたときに考えられる原因と対策についてレポートしていきたいと思います。
目次
調子よく順位を上げていた記事が突然圏外に
私はこちらのブログの他にもう一つブログを運営しています。
ジャンルを絞った特化型の記事を書いているのですが、ある日その中のある記事に悲劇が・・・
まだまだ弱小ブログの私にとっては、1日30~40PV程獲得できる記事は支えの一つ。
その記事が突然の急落を見せたのです。
狙ったキーワードでの検索順位も高く、1ページ目に表示されていたはずなのに、確認してみれば1ページ目どころか圏外に追いやられていました(涙)

検索順位が下がる原因
正直かなりショックでしたが、一時的に圏外に消える場合も存在するとのこと。
戻ることを期待して1週間程見守ってみました・・・・が、戻ってきません(涙)
そこで、順位が下がる原因を確認し、手を打とうと考えました。
- 競合記事に追い抜かれた
- ガイドライン違反をしていた
- Googleのアップデートによるもの
競合記事に追い抜かれた
自分の記事と比較して、他の記事の方が評価されれば検索順位は下がるもの。
ユーザーが求める情報が多く載っている記事の方が評価されるのは当然です。

記事の質が悪い?
構成の見直し&追記が必要?
検索順位が下がる原因としてあり得るものですが、1ページ目から突然圏外まで急落するのは落ちすぎなような・・・
Googleのアップデートによるもの
Googleは適宜アップデートを施行しています。
アップデートによるアルゴリズムの変化により、「順位が下がった」という声はよく聞かれます。
では、このとき大きなアップデートが行われていたのかを確認したところ、2019年11月にいくつかの更新が行われていたという話がありました。

Twitter上でも「順位が下がった」とのコメントを見かけたので、アップデートの影響を受けた可能性が!
ガイドライン違反をしていた
順位が大きく下がる原因の一つは、Googleウェブマスター向けガイドラインに違反している場合が考えられます。
その場合、サーチコンソールにペナルティのお知らせが届く(手動ペナルティ)ので、そこを改善すればよいとのことですが、自動ペナルティの場合は通知がきません。
自動ペナルティを受けているかどうかは「site:URL」で検索してトップに表示されているかどうかでチェックできます。

手動ペナルティは受けていませんでしたが、「site:URL」で検索しても表示されない!
自動ペナルティの可能性が・・・
自動ペナルティを受ける原因だと主に言われているのは・・・
- 記事の質が低く、オリジナリティがない
- 不自然な被リンクがついている
Googleアップデートによるアルゴリズムの変化でペナルティの対象になってしまった可能性が高いと見て、この辺りを見直してみることに。
検索順位が下がったときの対応手段
「不自然な被リンク」は見当たらないため、そもそも記事の質が悪い?
でも具体的にどこを直したら・・・と悩みながら以下を行ってみたところ、なんと記事が復活!
- 記事のタイトル変更
- 動画を削除
記事のタイトル変更
記事のタイトルは「32文字以内で」なんて話もあるように、
- 長すぎてはいけない
- キーワードを盛り込みすぎてもいけない
と言われています。
しかし、この記事のタイトルは長い&盛り込み気味。。。
まさしく悪い例ともいえるようなタイトルでした。
➡タイトルを少し短めに(30文字以内)、キーワードをシンプルに含むように変更。
動画を削除
記事に動画を載せると、なんだか記事にボリュームが出るような気がしてyoutubeの動画を載せていました。
しかし、実はこれに頼りすぎるのは検索順位を下げる原因になる可能性が・・・
動画を見れば手っ取り早く伝えたいことが伝わることもありますが、その場合、記事のメインが動画になってしまい、オリジナリティのない記事と判断されてしまうことがあるそうです。
➡記事に載せていた動画を削除することに。
リクエスト後数時間で記事が復活!
上記の修正を行い、とりあえず・・・という気持ちでサーチコンソールから「インデックス登録をリクエスト」。
すると・・・なんと記事が復活!
リクエストから数時間で検索順位も圏外に飛ばされる前の位置に戻っていました。

その上、以前よりもPV数が増加。
その記事のキーワードの需要がある季節になってきたことも関係していると思いますが、転落からの復活に驚いています。

新たな情報を追記した訳ではないので、中身の質が変わった訳ではありません。
タイトルか動画が原因だったのかなぁ?と思っています。
まとめ
記事の検索順位が圏外になってしまった経験から、考えられる原因と行った対策についてご紹介しました。
Googleアップデートで圏外に追いやられた記事の復活は難しいという恐ろしい噂も耳にしていましたが、無事生還!
同じように記事が突然圏外に飛ばされてお悩みの方は、記事の構成や見やすさをチェックする他、タイトルや動画の有無を検討してみるのもアリかもしれません。