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コスメに関する記事の書き方を学べる日本化粧品検定のコスメライター養成講座。
受講費用が高く悩みましたが、ライターとして稼げるようになりたいなという思いから受けてみることに。
コスメライター ベーシックコースを受講しました。
私自身ブログ歴4年、SNSで美容アカウントを持ち、月に数件PR依頼を受けてコスメの投稿することもあります。
コスメの紹介に関して多少経験はありつつも、商品の特徴を押さえた投稿ができているか、薬機法を考慮して魅力的な投稿ができているかという点に不安を感じることが……
講座ではプロのお手本から、薬機法を意識しつつも、使ってみたいと思わせる記事の書き方を学ぶことができ、勉強になることが多くありました。
以下の点を踏まえて、実際に受講した感想を詳しくご紹介していきます。
- コスメライター ベーシックコースって受ける意味ある?
- ベーシックコースではどんなことを学ぶ?
- 資格試験って難しい?
コスメライター養成講座って受講する意味ある?
日本化粧品検定のコスメライター資格を取るには、ベーシックコース合格⇒アドバンスコース合格という流れが必須なので、資格取得を目指す方は必ず受講する必要があります。
既に案件をいくつも抱えている方は資格にこだわらなくても……と個人的には思ってしまいますが、肩書を持って自信を付けたい方には価値のある資格かなと思います。
資格取得まではまだ考えていなくても、未経験から「記事の書き方の基本を知りたい」という方にも受ける価値がある講座だと思いました。
ライター未経験~ステップアップしたい人は受ける価値アリ
これからライターとして活動していきたいという方向けのベーシックコース。
「て・に・を・は」や、話し言葉と記事に使う言葉の違いなど、文章の組み立て方の基本を学ぶ講座があり、記事を書くという作業自体に不慣れな方向けの内容が多く含まれています。
実際、商品紹介って慣れないと書くのが難しく、言葉がなかなか出てこなかったり、ありきたりな表現になりがちだったりします。
特徴を伝えるためのテクニックについて学べるので、参考になる部分が多かったです。
既にライターとして活動できている人よりも、ライター未経験の方やもっと自信を持って書けるようになりたいという方向けかなという印象でした。
薬機法に自信のない方にもおすすめ
コスメライター養成講座は正しい文章や、薬機法を守った文章を書けるようにして、自身を持ってライターデビューすることをサポートするためのもの。
既にライター経験が豊富で案件を複数抱えているような方には不要かなと思うところはあります。
ただ、薬機法についても詳しく学べるので、コスメという分野に特化して薬機法に抵触しないPR文を書けるようになりたい方は、受ける価値があるかなと思います。
薬機法って「こういう表現がダメ」というのはなんとなくわかっても、だったらどういう言い回しにすればよいのか……という点に悩ましさが。
こういうのはNGという具体例を学べるのはもちろん、プロのお手本からこう書けばいいのかということがわかり、勉強になりました。
薬機法に自信がないという方にとっても、受ける価値はあると思います。
公式サイトでチェック
コスメライター ベーシックコースの講座の内容
コスメライターベーシックコースは、2ヶ月ほどの定められた期間の中で、テキストと講義の動画を見て学習していきます。
最後に試験を受けて、合格ラインに達するとベーシックコース修了証がもらえます。
動画を視聴して学習!スマホからも閲覧OK
テキストも送られてきますが、基本的に動画を見ながら学習していきます。
第一線で活躍する先生方の講義なので、熱量があるというか、いい意味で重みのある内容でした!
PCはもちろんスマホからも閲覧できるので、場所を選ばず学習できる点がよかったです。
講座の内容
コスメライターベーシック講座では、文章の書き方・薬機法・SEO対策まで学べるので、ライターに必要なスキルを一通り学習できる感じです。
SNSの活用法や先輩ライターの経験談などもあり、講座で学んだことをどう生かしていくかの指針になる気がしました。
- ライティング 基礎編
- 文章構成と読みやすさを考える
- とにかく書けるようになる!ライティング 実践編
- 美容ライターに必要な基礎知識
- 医薬品医療機器等法(薬機法)基礎編
- 医薬品医療機器等法(薬機法)表現編
- 引用・転載のルール
- SEO 基礎編
- SEOを意識したタイトル作成方法
- タイアップ記事広告の書き方(修了試験対策)
- 模擬試験解説
- 美容ライター準備編
- フリーランスの美容ライターになる方法
- 美容ライターのためのSNS活用方法
- 美容基礎知識:美容皮膚科学
(引用:日本化粧品検定 コスメライター)
学習時間
全て合わせて約16時間というボリューム!
受講期間は2ヶ月ほどありますが、1つ1つが結構長めで内容にもボリュームが。
薬機法などはとくに片手間で聞き流すと頭に入らないので、時間を取って講座を受けました。
毎日1時間と決めればあっという間かと思いますが、時間ややる気の問題で結局全部見終わったのは1ヶ月以上経った頃。
集中すれば数日で終わりそうですが、なかなか時間が取れない方は計画的に進める必要があるかも。
ただ、一度見たらもう終わりではなく期間中であれば何度も動画を見ることができるので、ここはもう一度チェックしておきたいというものを試験前に再確認できる点はよかったです。
Web受講の記述式試験の感想
2ヶ月ほどの受講期間がありますが、受講期間の最後の週に記述式の試験があります。
模擬試験で本番をイメージできる
講座で学んだことを使う+試験対策用の講義あり+模擬試験も用意されているので、どんな試験が出るのか大体予想が着いた状態で受けられます。
短い記事を作成して提出するという試験ですが、本番と同じような形式の模擬試験でかなり勝手がわかる感じ。
試験対策用の講義でも大事なポイントを教えてもらえるので、注意すべき点はわかるかなと思います。
時間制限があるのでドキドキ
形式はわかっていても60分という時間制限があるので、実際本番はかなりドキドキしました。
自宅でのWeb試験なのでテキストは閲覧できる環境ですが、大事な点が頭に入っていないと考えがまとまらないまま時間が過ぎていく感じが……
記事って正解があるものではありませんが、ルールに反する表現をしてしまうと減点対象になるので、自分なりの表現で文章を作る練習をしておいた方が自信が持てるかなと思います。
Web受験は時間の確保も大切
講義の動画はスマホでも視聴できましたが、試験はPCのみ!
定められた期間内で自分の都合のいいタイミングで受験できるようになっていますが、6月開催のコースに申し込んだところ、受験時期が8月で子供の夏休みと丸被り!
「お母さん大事な試験を受けるから、1時間くらい籠らせて……!」と子供に伝えて受験しました。
一度試験をスタートするとノンストップなので、とくに小さいお子さんがいる場合は、家族の協力が必要かも……
ちなみに、合格率は50%強くらいのようです。
開催時期&受講費用について
頻繁に開催されるものではないので、開催時期は要チェック!
受講のチャンスは年に2回
コスメライター ベーシックコース及びアドバンスコースは、現在年2回(6月/ 12月頃)行われています。
ただし、申し込みはその1ヶ月ほど前に締切と期間が決まっているので、興味のある方は受付時期をチェックされることをおすすめします。
公式ページで開催時期をチェック
⇒日本化粧品検定 コスメライターベーシックコース
受講費用
講座の受講及び受験費用は、以下の通り。
- 一般 85,800円(受講料 79,200円・受験料 6,600円)
- 会員 46,200円(受講料 39,600円・受験料 6,600円)
正直お高いかなと思うところはありますが、Webでのライター講座とかスクールに通うと思えばこれくらいで普通なのかな……
ちなみに、費用は日本化粧品検定協会の会員か否かで金額が変わります。
協会への入会は、入会金10,000円+年会費10,000円。
一般から申し込むよりも、会員になった方がお得なので、非会員の方は会員手続きを踏んでから申し込むことをお勧めします。
ベーシックコースは結局受ける意味がある?
少なくとも46,200円もするので「受ける意味って本当にあるのかな?」と躊躇している方もいるかなと思います。
実際私もそうでした。
現在、講座の受講が終わり試験の結果待ち中なので、講義の内容に関する感想になりますが……
ブログのタイトルを考えたり、SNSでに投稿するコスメの紹介文を考えたりする上で役立っている部分はあるかなと思います。
具体的には、やはり薬機法の部分!
薬機法を気にすると当たり障りのない文章になりがちでしたが、こう言えばOKかなともう少し攻められるようになってきた感じ。
正直ベーシック講座を受けたからといっていきなり自信を持ってライターデビューできる訳ではないかなと思いますが、ライターとして活動していく上でのポイントは教えてもらえた気はします。
独学だけではなかなか一歩進めず自信が持てない……と思う方は、受けてみてもいいのではないかなと思います。
公式サイトでチェック
まとめ|
コスメライターベーシックコースを受講した感想をご紹介しました。
お値段相応なボリュームのある内容だったと思います。
ライターデビューしたいけど全くの未経験という方はとくに、得るものが大きいと思います。
その分知識のある方やライターとして既に活躍している方には不要かなと思うところはありますが、もっとステップアップしていきたい方は受ける価値があるかなと思います。