プリンセス体験ができるディズニーの「ビビディバビディブティック」。
我が家は長女・次女で計2回ビビディバビディブティックを利用しました。
「ちょっとお高いけど、その分やる意味はある?」
「ドレスは動きにくそうだけど、パークを楽しめる?」
申し込むまでは、親としては悩んでしまうポイントが色々とありましたが……個人的には「やってよかった!」と感じるポイントが多々ありました。
「どうせやるなら後悔することなく楽しみ尽くしたい!」という方に向けて、実際に体験した感想と事前に知っておくべきポイントなどをご紹介していきたいと思います。
ビビディバビディブティック体験で感じたメリット
ディズニープリンセスと同じドレス。
メイクや髪形もセットしてもらってプリンセスのようになれる体験ですが「映える写真が撮れる」「可愛い格好ができて満足」だけではなく、もっと特別な体験ができるように感じました。
リアルなお姫様気分を味わえる!
この姿でパークを歩くと、すれ違うキャストの方から「ごきげんようプリンセス」と声を掛けてもらえます。
漏れなく全員かと思うほど皆さん声を掛けてくれます。
ドレスをつまんでごきげんようのポーズをブティックで教えられているので、声を掛けられる度に「ごきげんようポーズ!」
自分だけでなく周りからもプリンセスとして認められたような気持ちになれる体験だなと思います。
普段こんなに周りから注目されることもないので、娘たちは照れつつもとても嬉しそうでした。
ディズニーランドに行っただけでも楽しい思い出になるとは思いますが、より特別な思い出になるように感じます。
「さすが公式!」と感じる高級感のあるドレスが着れる
我が家では長女のみで1回、長女・次女を連れて1回ビビディバビディブティックを利用した経験があり、家には3着のドレスがあります。
どのドレスも生地に光沢やハリがあり、高級感がある!
それぞれのプリンセスの雰囲気に合わせて生地を選んでいるようで、エルサはハリのあるしっかりした生地なのに対し、オーロラはふわっとした柔らかい生地です。
さすが公式のドレスと感じる高級感のあるドレス。
着たときのシルエットも綺麗です。
ビビディバビディブティック体験で感じたデメリット「これが大変」
楽しい思い出ができることは確かですが、気になることがなかったわけでもありません。
我が家は3歳と6歳の娘が利用しましたが、利用に対して心配した点もありました。
プリンセスと同じかわいいドレスですが、着慣れないドレスには以下のようなデメリットを感じました。
- 歩きにくい
- トイレに行きにくい
- 夏場は熱がこもって蒸れる
- 靴が硬めで痛みを感じることも
スカート部分の生地が何重にもなっているので歩きにくいのはもちろん、トイレが特に大変。
トイレは1人でできる幼児でも、スカートを1人で持ち上げるのは難しいかなと思います。
未就学児なら親が一緒についてあげた方がよさそう。
プリンセス体験で他に心配だった点と子供の反応
我が家は3歳児が体験するということで、
「すぐ脱ぎたいって言いださないかな?」
「疲れた、抱っこ」
となりそうな……という心配がありましたが、実際の子供の反応は以下のような感じでした。
小さい子でもずっと着ていられる?
3歳の次女からは途中から「疲れた」「足が痛い」発言はあったものの、「ドレスは絶対に脱がない」「靴も履き替えない」と、ホテルに着くまできちんと着ていました。
疲れても足が痛くても脱がないという強い意志を見せられたことにびっくり。
それだけ楽しい体験だったのかなと思います。
履きなれない靴でも大丈夫?
普段パンプスなんて履かないし「はじめて履く靴で大丈夫かな?」と思っていましたが……
長女も次女も履いている内に「痛い」と言い出しました(汗)
靴自体が結構硬め。
柔らかく伸びる感じはありません。
サイズも1cm刻みなのでフィットしていない感じも……
普段スニーカーなど柔らかめの靴を履きなれている子だと「足が痛い」と言い出す恐れがあります。
痛みや歩きにくさが気になるなら、ビビディバビディブティックに行くまでに履いていた靴に履き替えた方がいいかなと思います。
スカートはロング丈で足元がよく見える訳ではないので、靴を換えてもそれほど目立たないように感じます。
ただ、我が家も「足が痛い」という娘たちに靴の履き替えを提案しましたが、断固拒否されました。
足先までプリンセスでいたかったようです(汗)
【実際にプリンセス体験するなら】後悔しないためのポイント
「トイレが大変」とお話しましたが、実際プリンセス体験をしてちょっと困ったことは他にも。
事前に知っておいた方がいいかなという注意点をご紹介していきます。
- ドレスに合わせてインナー&靴下を用意
- 3歳児ならベビーカーがあると便利
ドレスに合ったインナー&靴下を用意
ドレスを着用するときに注意したいのがインナー。
例えばオーロラ姫のドレスは肩がオープンなデザインなので、Tシャツタイプのインナーだと丸見えに。
タンクトップタイプでも肩の部分が太いと目立ってしまう心配があります。
ラプンツェルのドレスは胸元が結構開いたデザインなので、前がある程度深めに開いたインナーがよさそう。
エルサのドレスは脇が透けたデザインなので、キャミソールタイプがよさそう。
キャミソールタイプのインナーなら、どのドレスも大体問題なく着られるように感じます。
普段Tシャツタイプやタンクトップタイプを使用している方は、ドレス用にインナーを用意した方がいいかなと思います。
靴下もドレスに合わせた色やフリルの付いたものなどを用意していくと、ドレスにマッチしてより気分が上がりそう。
3歳児ならベビーカーがあると便利
3歳だからベビーカーはいいかなと持っていきませんでしたが、慣れないドレスで疲れたようなので抱っこしてあげることに。
あまりに疲れたのか、抱き上げてすぐに爆睡……
ドレスの生地が滑るので抱っこが大変でした。
ベビーカーはいらないと思って用意しませんでしたが、持っていけばよかったと後悔……
パーク内でもレンタルがあるようですが、4歳以降は利用がちょっと難しいかも。
- 身長100cm以下
- 体重15kg以下(耐荷重20kgまで)
- レンタル料金1日1,000円
ドレスは持ち帰りできるけど……帰宅後のドレスはどうする?
ドレスはレンタルではなく購入品。
ビビディバビディブティックでプリンセスに変身してパークを楽しんだ後は、持ち帰ることができます。
ドレスは洗濯できる?
大半がポリエステル素材なので家でも洗濯できそうな気がしますが、全てのドレスに家庭での洗濯禁止マークが付いています。
デリケートな生地で細かい飾りもあるので、確かに洗濯機で洗うのは難しそう……
ドレス本体はクリーニングに出すことにしましたが、近所のクリーニング屋さんは外れるパーツは別料金。
ケチ心が働いてしまったため以下のものは自宅で手洗いすることにしましたが、特に縮みも変色もなく問題なく洗えました。
- エルサのマント・手袋
- オーロラ姫の手袋
ドレスのその後の使い道は?
その後の使い道としては以下のような感じかなと思います。
- 再びパークを訪れた際に着て行く
- ビビディバビディブティックのクラウンコースで持ち込みする
- 家でのプリンセスごっこに使う
- ハロウィンの仮装に使う
サイズアウトした際に状態がよければメルカリ等で売るという手段もあるかもしれませんが、我が家の場合はプリンセスごっこでかなり着用。
すぐにサイズアウトして着れなくなってしまうものだし、本人たちも楽しそうなのでいいかと着せています。
そのせいかドレスの脇下あたりに傷やほつれが目立つように。
毎日着ている訳ではありませんが、デリケートな素材なので傷みやすいように感じます。
子供はさほど気にしていないようなので、本人が飽きるまで着せてあげるのが1番かなと思っています。
プリンセス体験は年齢が上がるとできなくなる
そもそもまだ体験させてあげるべきか迷っている方もいるかなと思います。
気を付けたいのは、ビビディバビディブティックの利用には年齢制限があるということ。
ビビディバビディブティックの対象年齢は3歳~小学6年生までとなっています。
中学生からは体験できません。
お子さんがまだ小さくて「小6までできるならもう少し考えよう……」と思う方もいるかもしれませんが、年齢が上がると子供が恥ずかしさからやってくれなくなる恐れも。
長女は5歳と6歳のときにプリンセス体験をしましたが、8歳になった今は「もう恥ずかしいからいい」との発言が……
子供自身がやりたいかやりたくないかというのが1番のポイントではありますが……
親がその気になっても子供が乗り気でなくなってしまうことがあるので、お子さんがやりたいといったタイミングがベストなときだと思います。
まとめ
ビビディバビディブティックでプリンセス体験をした感想をご紹介しました。
軽くOKの出せるお値段ではないかなと思いますが、相応の特別な体験ができるサービスだと思います。
子供だけしかできない体験だと思うと、やっておいてよかったという気持ちもあります。
ドレスやメイクセットは持ち帰りOK。
帰宅後も余韻を楽しめると思います!