パワースポットとして有名な富士山本宮浅間大社の近くにある「富士山世界遺産センター」。
目を引く建物に興味を惹かれ、家族で行ってきました。
車道側から目にしたときは、変わった形の建物だなぁと思っていましたが、その形には実は秘密が……
幼稚園児2人を連れて行ってきたので「子連れでも楽しめるスポットなのか?」ということに焦点を当ててレポートしていきたいと思います。
富士山世界遺産センターとは
![](https://30s-report.com/wp-content/uploads/2019/09/1-4.jpeg)
2017年12月に静岡県富士宮市にオープンした富士山世界遺産センター。
車道側から見ると、木の格子が組まれた逆さまの台形が目につきますが、実はセンター前の水盤に映る姿が逆さ富士のように見えるという洗練されたデザイン!
![ネネ](https://30s-report.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC076392-2.jpg)
センターに入る前から思わず写真を撮りたくなる!
富士山の魅力が感じられるデザインです。
その珍しい建物の形に子供達も「行こう!行こう!」とテンションアップ(笑)
![富士山世界遺産センター 逆さ富士](https://30s-report.com/wp-content/uploads/2019/09/K2A2969-1024x674.jpg)
子連れでも楽しめる!富士山世界遺産センターの魅力
格子のデザインは外観だけかと思いきや、施設内部にも。
このデザインが建物の中でも象徴的です。
写真手前のスロープを進むと、この格子部分の内部に。
この中を進んで見学していきます。
外観で楽しませてくれるだけではなく、内部でも楽しめる工夫された造り!
![](https://30s-report.com/wp-content/uploads/2019/09/6-1.jpeg)
私が訪れたのは8月後半の平日。
客層はご年配のグループや家族連れ(子供は成人しているような)、外国人の方といった大人グループが中心。
まだ夏休み期間ではありましたが、子連れのグループはあまり見かけませんでした。
確かに子供向けの遊び場があるわけでもなく、歴史や文化を楽しむ施設では幼児受けはしないかもしれません。
しかし、建物内部の展示は視覚的にわかりやすいものが多く、子供でも楽しめるポイントがたくさんありました。
- らせんスロープで楽しむ疑似登山体験
- シンプルでわかりやすい展示
- 富士山を眺められる展望ホール
- 富士山へのお手紙コーナー
らせんスロープで楽しむ疑似登山体験
見学コースは逆さまの台形をした格子の内部。
明かりが落とされた薄暗いコースを進みます。
![疑似登山体験](https://30s-report.com/wp-content/uploads/2019/09/rasan-1-1024x635.jpg)
ちょっと薄暗いだけでワクワクしてしまう子供たち(笑)
スロープを進んでいくと、右手にある巨大なスクリーンに画像や映像が流れます。
富士山の自然の映像から、だんだんと雲を見下ろすような映像に変化。
まるで富士登山をしているような気持ちに。
![](https://30s-report.com/wp-content/uploads/2019/09/10-1.jpeg)
映像の切り替わりが面白いようで、スクリーンを見ながら楽しそうに頂上までいけました。
シンプルでわかりやすい展示
らせんのスロープを進む他にも各階に展示や企画スペースがあります。
「富士山の自然環境」として、富士山に生息している虫や動物の展示が。
実寸大の標本があるので、小さな子供でも視覚的にわかりやすい!
数もそれほど多くないので、飽きっぽい子供にもちょうどいいくらい。
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富士山を眺められる展望ホール
スロープを頂上まで進むと、その先にあるのは展示ホール。
休憩できるイスもあるので、歩き疲れた子供たちはここで休憩。
大きな窓から富士山を眺められます……が、あいにくこの日は曇り。
雲の間からチョロっとしか富士山を確認できず。
![](https://30s-report.com/wp-content/uploads/2019/09/4-3.jpeg)
そんな天気を考慮してか、晴れた日の富士山の写真がありました。
晴れていればその姿がバッチリ!
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![ネネ](https://30s-report.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC076392-2.jpg)
個人的には夏の富士山よりも冬の富士山の方が好きです。
空気が澄んでいる冬の方がはっきりと富士山が見えますし、雪も積もっているので「The 富士山」という感じがします。
富士山へのお手紙コーナー
見るだけ、眺めるだけではなく、なんと富士山にお手紙を書けるコーナーが!
ここを訪れた方たちから富士山への手紙がたくさん飾ってありました。
![](https://30s-report.com/wp-content/uploads/2019/09/9-1.jpeg)
![ネネ](https://30s-report.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC076392-2.jpg)
娘たちからも、もちろん「手紙を書きたい!」発言が。
相手は山……何を伝える気なのだろうと眺めていましたが、子供なりに一生懸命考えて手紙を書いていました。
納得がいかず途中で描き直したほど(笑)
他にも映像シアターやカフェもあり、1日中は無理かもしれませんが、ちょっと訪れてみるくらいにいいスポット。
博物館や美術館はまだ早いかなぁという子にぴったりだと思います。
富士山世界遺産センター 施設情報
開館時間
9:00~17:00(7、8月は18:00)
※最終入館は、閉館30分前
休館日
毎月第三火曜日、施設点検日
観覧料
常設展:個人300円
団体(20名以上):200円
大学生以下、70歳以上、障害者等:無料(要証明)
企画展:企画展ごとに設定します
(参考: https://mtfuji-whc.jp)
まとめ
富士山世界遺産センターに行った様子をレポートしました。
身体を動かして遊ぶ施設ではないですが、ほんのちょっとアカデミックな体験ができる、小さな子でも楽しめるスポットだと思います。
そして、晴れている日に富士山を眺められたら最高!
![](https://30s-report.com/wp-content/uploads/2019/09/7.jpeg)
周りには富士宮焼きそばのお店やイオン、浅間大社があります。
食事や買い物、お参りを楽しみながら、富士山の魅力を堪能できると思います!