子供の背中にぷっくりとした水いぼが発生。
ちょっとだから大丈夫かなと軽く考えていたところ、どんどん広がっていく……!
体中に増え続ける水いぼに「これ本当に治るの?」と不安でいっぱいでした。
しかし、水いぼが気になり始めてから半年ほどで、ほぼ症状は回復!
ここでは、娘の体に水いぼができてから治癒するまでの経過をご紹介します。
「水いぼが全身にできているけど本当に治まるの?」と心配を抱えている方に、少しでも参考になればと思います。
子供の全身に水いぼが……!
ある日、子供(4歳)の背中にブツブツとしたものができていることを発見。
しかし本人は「痛くも痒くもない」というので放置していたところ、どんどん大きく成長。
赤く炎症した痛々しい見た目に耐え切れず皮膚科を受診させたところ「水いぼ」と診断されました。
これが体にできた最初の水いぼで、まだ手足には出ていない状態。
ニキビのようにぷっくりした感じでした。
子供に水いぼができたらどうする?
水いぼは、集団生活などで皮膚がふれ合うことによりうつってしまうケースが多いそう。
水いぼは体の中で免疫ができればなくなるものなので、その内自然に治っていくケースが多いとの説明を受けました。
腫れたように赤くなった皮膚が心配でしたが、皮膚科で処方してもらった薬を使って様子を見ることに。
塗り薬を塗る
体に塗る薬として「スピラゾン軟膏」を処方してもらいました。
刺激に対する体の過剰な反応を抑えることで、皮膚の症状を改善する薬だそう。
これを1日1回入浴後、水いぼができている部分に塗っていました。
ヨクイニンを摂取する
ハトムギに含まれるヨクイニンという成分は、肌に栄養を与え、いぼを取る作用があるそう。
「コタロー」というヨクイニンエキスの錠剤を処方してもらいました。
水で飲まなくてはいけないものではなく、噛んで食べていいということで、食後にラムネ感覚で食べさせていました。
また、ハトムギ茶を購入して飲用するように。
スーパーでも購入できる伊藤園のはと麦茶を飲んでいましたが、メジャーな大麦の麦茶よりも香ばしい味と香り。
大麦の一般的な麦茶よりも色はかなり薄いので、子供は少し違和感があったよう。
しかし、苦みや渋みはないので子供でも飲みやすい味だと思います。
ピンセットで取り除く
水いぼはピンセットで取り除くこともできるらしく、先生からは今取っていってもいいとの提案を受けましたが……
「痛いですか?」と聞いたところ「もちろん」とのお答えが(汗)
子供は全力で拒否していたので取ってもらうのはやめておきました。
水いぼの発生から完治までの経過
塗り薬とヨクイニンで様子を見ながら経過観察。
水いぼ発生から完治までの経過を紹介していきます。
はじめは背中にニキビのようなブツブツが発生
背中に何かブツブツができているなと気付いたのが2020年3月頃。
ニキビのようなぷっくりしたものができているなと思っていたところ、その周りに少しずつブツブツが増えてきました。
◆2020年4月撮影(水いぼができ始めてから1ヶ月)◆
【2ヶ月経過】ヨクイニン+塗り薬で対応するも増え続ける水いぼ
背中の水いぼの一つが破裂した後に徐々に回復。
しかし、その周りの水いぼもだんだんと大きくなり、赤みを持った状態になっていました。
◆2020年5月撮影(水いぼができ始めてから2ヶ月)◆
さらに、膝裏にもブツブツと小さな水いぼが増え始めました。
【3ヶ月経過】膝裏・手首に水いぼが大量発生
膝裏の水いぼが増えてきたなと感じていた頃、腕にも大量の水いぼが……!
両手首にでき、大きくなった水いぼが破裂して出血することも。
◆2020年6月撮影(水いぼができ始めてから3ヶ月)◆
腕にも小さな水いぼが大量に発生。
今までよりも数が多く一部に集中するようなでき方に驚いて、再び皮膚科を受診しました。
【4ヶ月経過】ピークを越えた感じ 徐々に回復へ
増え続ける一方だった症状に変化が!
だんだんと水いぼの数が減り始めました。
新たに処方された塗り薬に変更した時期。
薬が効いたのか、免疫がついたためなのかは定かではありませんが、ピークを越えた感じが。
腕や足の小さな水いぼがだんだんと消えていきました。
背中の大きな水いぼは、潰れて膿のようなものが出たら治るという感じでしたが、周りに新しい水いぼが増えるということがなくなってきました。
◆2020年7月撮影(水いぼができ始めてから4ヶ月)◆
肌が弱い子の場合、絆創膏を貼り変える際に方向を変えるなど、気を付けてあげた方がいいかなと思います。
【6ヶ月経過】半年かけて元通りの肌に
- 新しい水いぼが増えない
- 小さな水いぼが消えてきた
と感じてからはだんだん塗り薬を使用する箇所が減り、腕や膝裏の水いぼは跡が残ることもなく無事なくなりました。
背中は大きな水いぼができて潰れて治るという経過をたどった所為か、薄っすらと跡が残っていますが、もう水いぼができる感じはありません。
◆2020年9月(水いぼができ始めてから6ヶ月)◆
水いぼ発症中に気を付けたこと
水いぼは痛みやかゆみはあまり出ないと聞いていましたが、手首にできた水いぼを子供は「痒い」と言ってよく掻いていました。
その所為か皮膚が赤くなったり水いぼが潰れて出血したり。
子供がよく掻いてしまう部分は絆創膏を貼って直接触らせないようにしていました。
背中はうまく手が届かないものの、大きくなった水いぼが潰れて出血することが。シャツに血がついたり、擦れて気になると本人が言っていたこともあり、こちらも絆創膏を貼って水いぼ部分をカバーしていました。
汗で蒸れるのか絆創膏かぶれを起こしてしまうことも。
汗をかいたら張り替えたり、ずっと同じ向きで貼らないなど気にかけてあげることが必要かなと思います。
まとめ
子供の体にできた水いぼの経過を紹介しました。
増え続ける水いぼは見た目も気になるし、潰れて出血するのがかわいそう……
本当に治るのかかなり心配でしたが、あるときを境にみるみる回復していきました。
皮膚科でもらった薬を使用してもすぐに治る訳ではないのがもどかしいところですが、ずっとこのままということはないはず!
自然に潰れても跡は残ってしまったので、お子さんがかいたり触ったりしている内に潰してしまわないか気を付けてあげることも大切かなと思います。