年齢を重ねた肌はシミもシワも気になる!
だんだんと肌が敏感になってきたような変化も……
低刺激スキンケアを探していたところ気になったのが、敏感肌専門ブランド「ディセンシア」。
美白シリーズ「サエル」とエイジングケアシリーズ「アヤナス」が有名ですが、年齢肌にはどちらが向いてる?
実際に両シリーズを試してみることに!
ここでは、ディセンシア サエルとアヤナスの違いに注目!
配合成分の違いから実際にスキンケアを試してわかった使用感の違いまで、詳しくご紹介していきます。
アヤナスとサエルの違いを特徴からチェック
敏感肌専門ブランド「ディセンシア」。
アヤナスとサエルの違いは以下のとおり。
- アヤナス:エイジングケアシリーズ
ハリ不足・キメの乱れなど年齢肌をケア - サエル:ホワイトニングシリーズ
シミやくすみが気になる方に向けたケア
ケアの目的が異なることで、その配合成分に大きな違いがあります。
サエルのスキンケアアイテムは全て、美白・肌荒れの有効成分が規定量配合された薬用化粧品。
アヤナスのスキンケアは、オイル状美容液のみが薬用化粧品に当たります。
化粧水・美容液・クリームと言った基本のアイテムにはシワ改善の有効成分の配合はありません。
アヤナス | サエル | |
化粧水 | - | ・美白有効成分「アルブチン」 ・肌荒れ有効成分「グリチルリチン酸2K」 |
オイル状 美容液 | シワ改善有効成分「ナイアシンアミド(Dーリンクルアミド) | |
美容液 | - | ・美白有効成分「ビタミンC誘導体(アスコルビン酸2-グルコシド)」 ・肌荒れ有効成分「ビタミンE(酢酸トコフェロール)」 |
クリーム | - | ・美白有効成分「アルブチン」 ・肌荒れ有効成分「グリチルリチン酸2K」 |
(トライアルセットでも試せる基本のアイテムをピックアップしています)
さらに、有効成分としての表記はありませんが、どちらのシリーズにも肌を健やかに整える美容成分が配合されています。
例えば、アヤナスの美容液は老化の原因である「糖化」にアプローチできる成分が配合されています。
クリームは4種のオイルが配合された贅沢な使用感で乾燥対策もバッチリ!
シミ予防に力を入れたいなら、美白の有効成分が配合されたサエルのスキンケアの方が効果的ですが、しっとりハリのある肌を目指すならアヤナスの方が効果を感じやすいはず!
アヤナスとサエルの使用感の違いを実際に使って検証
トライアルセットを注文し、それぞれの使用感をチェックしてみました。
- サエルトライアルセット
- アヤナストライアルセット
※トライアルセットは終売になってしまいました。
比較したのは以下の3アイテム。
- 化粧水
- 美容液
- クリーム
美白とエイジングケアという目的が異なるだけでなく、その使用感もかなり違う!
どちらもしっとり感の出る使い心地でしたが、サエルをしっとりと評価するならアヤナスはとてもしっとりといった感じ!
各アイテムの使用感を紹介していいきます。
化粧水の使用感の違い
化粧水はかなり使用感が違うなと感じたアイテム。
アヤナスの化粧水はとろみが強く、ボトルからもったりと出てくる感じ。
手のひらで伸ばすと滑りがよく少しヌルつく感じもしますが、顔にのせるとスーッと浸透する不思議な使い心地。
肌にすごくしっとり感が出ます。
これに対してサエルの化粧水はさらっとした感じ。
若干とろみはありますが、アヤナスほどではないので手のひらで伸ばすときもヌルつきを感じるほどではありません。
こちらも浸透よく肌になじむ!
量を足して使ってもベタつきは全然感じませんでした。
美容液の使用感の違い
美容液という分類ですが、見た目はどちらも乳液のよう。
手に出しただけならほとんど差は感じませんが、アヤナスは「黄ぐすみ」「シワ」「たるみ」の原因とも言われる糖化をケアできるアイテムなのに対し、サエルは角質を柔軟化しシミの元によりアプローチできるアイテムと違いがあります。
どちらも伸びがよくみずみずしい使用感で肌にしっとり感がプラスされる感じです。
クリームの使用感の違い
緩めのクリームで見た目は大差がありませんが、使ってみると結構違うなと感じたアイテム。
アヤナスのクリームは4種のオイルを配合したというだけあって、リッチで重めな印象。
乾燥が気になる季節はいいですが、夏場の使用は少しベタつきが気になるかなという感じ。
微妙な差ですがサエルの方が伸びがよく、軽い使用感。
肌にのせるときの滑りもサエルの方がいいように感じました。
ベタつきは気にならずぷるんと弾む肌に仕上がる感じですが、乾燥が気になる方にはちょっと物足りなく感じる恐れも……
サエルとアヤナス 10日間試してみた感想
アヤナス、サエルのスキンケアをそれぞれ10日間使用してみましたが、どちらも刺激やニキビなどの肌トラブルもなく使用することができました。
どちらもしっとりした使い心地!
それぞれ以下のような点がよかったです。
アヤナスを使用した感想
- しっとりと守られるような使い心地
- しっとり感を感じやすい
スキンケア後の肌は、手のひらに吸い付くようなしっとり感。
潤いが補われ、デリケートな肌を守ってくれるように感じました。
サエルを使用した感想
- 軽い使用感なのにしっとり感
- ベタベタしないのでメイク前にも使いやすい
みずみずしく軽い使用感なのに、しっとり感もあり!
化粧水~クリームまで使ってもベタベタする感じはないので、メイクの前にも使いやすかったです。
アヤナスの方がしっとり感強め。
サエルはアヤナスよりもさらっと使える感じです。
アヤナスとサエル どちらがおすすめ?
結局どっちの方がいい?
特徴や実際に使ってみた感想から考えた結果がこちら。
使用感で選ぶなら……
毎日使うものは気持ちよく使えることが重要!
使用感を重視するなら以下のような感じです。
アヤナスとサエルを比較すると、全体的にアヤナスの方がしっとり感の強い印象。
「乾燥が気になる……とにかく保湿重視!」という方にはアヤナスがおすすめ。
「ベタつくのはイヤ。みずみずしく潤いたい」という方にはサエルがおすすめです。
使用感だけで言うなら個人的には春夏はサエル、秋冬はアヤナスと使い分けるのもいいかなと思いました。
肌悩みから選ぶなら……
サエルは化粧水、美容液、クリームの全てに美白と肌荒れの有効成分が配合されているため、シミ予防に力を入れたい方にはサエルがおすすめ。
一方、ハリアップを重視するならアヤナスがおすすめです。
「シミもシワも気になる!」という方にとっては悩みどころかもしれませんが、ここで注目したいのがアヤナスのオイル状美容液!
こちらに配合されている「ナイアシンアミド」はシワ改善の他に、美白・肌荒れ改善の有効成分としても認められているものです。
「アヤナスが気に入った」という方でも少なからず美白効果が期待できそう。
「サエルの方が……」という方は、シワ改善のためにアヤナスのオイル状美容液をプラスしてみるものアリなのではないかなと思いました。
もしくは、化粧水はアヤナス、美容液はサエル……という感じで気に入った組み合わせで使うのもいいと思います。
まとめ
ディセンシア アヤナスとサエルの違いについてご紹介しました。
使用感には結構違いのあるシリーズなので、一度試してみるのがよさそう。
気に入ったアイテムを組み合わせて使うのもいいと思います。
気になる方はまずはお試しされることをお勧めします!